10.20.2009

勝井三雄展―色光の紋章@筑波大学

大学で展示のヘルプをしていた勝井三雄展が始まった。勝井先生は、筑波大の前身、東京教育大の出身で、東京オリンピックや筑波万博のアートディレクションに関わった大御所だ。大学院時代に集中授業を受けたこともある。実作をたくさん見る機会は初めてだが、その質と量に圧倒された。





メインの展示は、バス停と大学会館をつなぐ多目的ホール。沢山のポスターと、数点の立体のインスタレーション、映像作品もある。色ってこんなにエモーショナルなんだ、と思わされた。うまく表現できないがある色と色が組合わさると空気の振動が起こるような感じ・・。





勝井先生がたくさん賞をとられているブックデザインの展示は、照明が落としてあるアートスペースにまとめて展示されている。それだけで相当な見応えがある。代表作の百科事典はかなり前にデザインされたものだが、良いデザインはタイムレスな価値があるんだなぁと認識させられた。





勝井三雄展は、11月1日(日)まで。10月28日にはシンポジウムも開催される。

0 件のコメント:

コメントを投稿